- ティッカー 【MAR】
- 決算 12月
- セクター ホテル経営
企業概要
マリオット・インターナショナルは、131カ国・地域に30のブランド、 合わせて7,000軒以上の宿泊施設を擁するホスピタリティ企業です。
世界中でホテルの運営およびフランチャイズや、リ ゾートのオーナーシップ・プログラムを展開しています。
また、これまでのマリオット リワード、ザ・リッツ・カールトン・リワード、スターウッドプリファードゲスト(SPG)に代わり、現在ではひとつになった旅行プログラム、Marriott Bonvoy (マリオット ボンヴォイ)を提供しています。
資産の部
負債 純資産の部
キャッシュフロー
FCFPS
ROA 財務レバレッジ
ROE ROIC
まとめ
マリオットインターナショナルは、ホテル経営のフランチャイズ企業です。
主なブランドでは、以下の通りになっています。
ザ・リッツ・カールトン
セントレジス
JWマリオット
リッツ・カールトン・リザーブ
ラグジュアリーコレクション
Wホテル
エディション・ホテル
シェラトン
マリオット・バケーション・クラブ
デルタ・ホテル
ルネッサンス・ホテル
ゲイロード・ホテル
一般的に、ホテル建設には巨額の資金が必要です。
しかし、一旦建築した建物を投資家に売却し、投資家と長期管理契約を結ぶという手法で資金繰り問題を解決しました。
この手法で、マリオットは急速にホテル数を伸ばしていきました。
世界中の客室の99%を管理またはフランチャイズで運営するという、アセット・ライト・ビジネス戦略(経営資源の軽量化)に引き続き注力しています。
これにより、最小限の資本要件で有意義なキャッシュフローを生み出すことができます。
実際、過去 3 年間のキャッシュフローのおかげで、配当金や自社株買いを通じて株主の皆様に 98 億ドル以上の利益を還元することができました。
セグメント別売上を見て頂くと、ベースマネジメントフィーとフランチャイズフィーが上昇していることが判る。
経営するホテルをどんどん増やすことで、安定的に収益化につなげています。
しかし、コロナの影響で、ホテル関連の売上も急落することが予測されています。
コロナ収束の時期が不透明な間、株価は一時的に低迷することが予想されますが、世界的にもお金持ちの総数が増えているため今後の利用も増えていくと思います。
日本では、海外旅行客がモノを買うという「爆買い」はいったん、収まっています。その反面、体験・経験などの「コト消費」は伸び続けています。
高級ホテルの利用するニーズは、今後も変わらないと感じています。
ぜひ、参考にしてみてください!